【日本株強すぎ!!】日本高配当株ポートフォリオの実績報告【2023年7月】

どうも、アイクです。

今日は、私が実践している日本の高配当株投資の実績(2023年7月ver.)を報告します。

また、2022年1月からは私の高配当株ポートフォリオと日本株のインデックス(日経平均株価とTOPIX)の値動きを比較しています。

   
高配当株投資の値動きを疑似体験してください
投資初心者の方が私の投資実績を見て
  1. 分散投資するとこんな値動きになるんだな
  2. 暴落や暴騰時にはこんな取引をするんだな
  3. こういう風に資産が増えていくんだな

といったことを感じて、個別株投資への恐怖心が少しでも薄くなれば良いなと思っています。

私がなぜこんなにも個別株投資を広めたいと考えているかは、下記の記事をご覧ください。

関連記事

どうも、アイクです😆このブログでは、以前から日本の高配当個別株投資について情報発信を続けてきました。しかし、大切なことをお話していないことについ先日気付きました。それは、そもそもなぜ日本の個別株に投資[…]

この記事では

  1. 管理人の現状
  2. 日本高配当株ポートフォリオの運用実績
  3. ポートフォリオの現状
について解説します。
なお、ポートフォリオの現状については、SBI証券の画像を載せています。
それではいってみましょう。

管理人の現状

管理人のプロフィール

まずは自己紹介から

興味ない人は飛ばしてください(笑)
私の大まかなプロフィールは
  • 30代男
  • 共働きサラリーマン
  • 2018年から資産運用スタート(つみたてNISAとiDeCo)
  • コロナショック時にFXの自動売買でロスカットを経験(-50万円)
  • コロナショックのどん底から高配当株投資スタート(米国高配当ETF)
  • 2021年10月から個別株投資スタート

過去の失敗があったからこそ、淡々と投資信託を積み立て、綿密な分析のうえ個別株に投資できる今があります。

失敗から学ばない人、うまく失敗できない人は市場で生き残れません。

日々学びつつ発信しつつ、これからも頑張っていきます。

管理人の金融資産について

私が現在保有しているリスク資産は

資産の種類評価額対昨年末(値動き込)
日本高配当個別株1,193万円+272万円
米国高配当ETF362万円+68万円
投資信託492万円+139万円
待機資金180万円+36万円
合計2,227万円+447万円

となっています。

2023年はなんといっても日本株が強すぎますね。

買い増しによる元本増加の影響もありますが、半年ちょいで300万近い評価額アップはちょっと異常です(笑)

   
あまりに調子良すぎて最近買えてないです
株式市場全体の暴落は当面起こりそうにありませんので、今後は決算などに注視して一瞬の下落を逃さないようにしていきたいですね。
因みに、外国株については以下の方針で運用しています。

以下の銘柄を配当比率が等倍になるように投資

また、日本株と外国株の投資比率は1:1

  1. SPYD:S&P500中、配当利回り上位80銘柄に均等分散
  2. HDV:米国の財務優良銘柄から抽出した高配当株75銘柄に分散投資
  3. VYM:400銘柄以上の米国高配当株へ分散投資
  4. QYLD※上級者向け:オプション取引を活用し、NASDAQの値上がり益を放棄して高配当を実現
  5. DEM※上級者向け:新興国の高配当銘柄へ分散投資
QYLDとDEMについては、非常にハイリスクな商品となりますので投資初心者におすすめする銘柄ではありません。
私の場合は
  • 両方の分配金を合わせても高配当株ポートフォリオ全体の2割程度に留まること
  • 配当金で比率を管理しているので、高利回りのものほど買い付ける資金は少なく済む

これらの理由から自分のリスク許容度の範囲内で投資できると判断しました。

   
ポートフォリオの最終系をイメージできるくらい資産運用に慣れてきたら検討してみよう

その他基本的な運用方針は

  1. 老後資金や子供の学費など遠い将来の支出に備える(投資信託)
  2. 日々の生活に潤いを与える(高配当株投資)

この二刀流となっております。

投資信託と高配当株投資の二刀流は現在と未来のどちらにも備えるバランスの良い投資だよ

高配当株投資で配当金が200万円を超えたらFIRE(経済的自立による早期退職)したいなと考えていますので、それまでの過程をこのブログで感じていただけるようにコンテンツを充実させていきます。

日本高配当株ポートフォリオの運用実績

ポートフォリオの推移~成長株のないPFの弱点が露呈か~

2023年からは2022年からのトータル成績に加え、1年分の運用成績もグラフ化してみました。

2022年初を100としたときの値(先月比)はそれぞれ以下のようになりました。

  1. 高配当株ポートフォリオ 134.8(+3.48%)
  2. 日経平均株価 114.47(−0.21%)
  3. TOPIX 116.67(+1.73%)

私の高配当株PFには、配当金を出さない企業や積極的に借り入れをして事業投資する企業は含まれていないため、良くも悪くも値動きが大人しくなる傾向にあります。

日本株全体が不調な時にはこの傾向のおかげで心穏やかに過ごせるのですが、今年のように大型株を中心に日本市場全体が好調な時は、機会損失な気がして歯痒い気持ちにもなります。

   
これが投資手法に正解がないと言われる所以ですね
日本銀行がYCC(イールドカーブコントロール)柔軟化を発表して以降、株式市場全体が迷走気味なので今後に注視していきます。
日本銀行は、ここ10年ほどの間、国債を積極的に買い集めることにより長期金利を一定の値に抑えていました。
2022年12月に方針を若干変更し、それまで0%に抑えていた長期金利を0.5%にすることとなりました。
また、2023年7月からは、YCCは維持するものの長期金利1%あたりまでは金利上昇を許容し、国債買付を行なっていくことを発表しました。

損益・配当金~損益比率・利回りともに上昇~

評価総額評価損益配当金配当実利回り
¥11,933,111¥2,385,928¥447,8864.69%
投資総額損益比率税引き後配当金税引き後実利回り
¥9,547,18324.99%¥356,8983.74%

上記の表は、私の日本高配当株ポートフォリオの運用成績表になります。

税引き後の配当金と実利回りは、所得税と住民税、復興特別所得税を合わせた20.315%分を差し引いた数値になっています。

昨年末は+7.76%だった損益比率が、たった半年ほどで3倍強の+24.99%に増加しています。
   
日本株がいかに強かったかがよく分かりますね
そんな中で、実利回りもさらに高まっているので、保有銘柄の増配もしっかり行われていたことが分かります。

増配・減配の状況~2023年7月時点における増・減配〜

企業名配当推移
富士古河E&C150円→160円
東鉄工業90円→94円
積水ハウス104円→118円
日特建設45円→47円
明星工業28円→36円
日東富士製粉154円→176円
JAC Recrutment80円→85円
ラサ商事58円→68円
ケー・エフ・シー40円→50円
テクノフレックス44円→54円
自重堂300円→500円
SRAホールディングス130円→140円
パシフィックシステム130円→132円
東ソー60円→80円
UBE95円→100円
アステラス製薬60円→70円
キッセイ薬品工業80円→82円
アルプス技研76円→95円
日本空調サービス28円→30円
昭和システムエンジニアリング32円→40円
ブリヂストン170円→200円
ニチリン88円→104円
ヨシコン50円→51円
ヤマウホールディングス58円→68円
栗本鐵工所80円→90円
タクミナ45円→50円
ヤマダコーポレーション106円→130円
戸上電機製作所80円→85円
SPK44円→50円
TAKARA&COMPANY70円→80円
小松ウォール工業95円→120円
ナカバヤシ12円→22円
バルカー120円→150円
三菱UFJ31円→37円
山口フィナンシャルグループ31円→43円
リコーリース135円→150円
ジャックス185円→200円
三菱HCキャピタル31円→37円
MS&AD200円→240円
東京海上ホールデングス100円→121円
南部通運55円→60円
アルプス物流39円→44円
住友倉庫100円→101円
スカパーJSAT18円→20円
日本電信電話4.8円→5円
KDDI135円→140円
沖縄セルラー電話86円→90円
JーPOWER80円→90円
シーイーシー45円→50円
学究社85円→87円
Denkei70円→80円
企業名配当推移
片倉コープアグリ117円→34円
ナトコ55円→50円
アジアパイルホールディングス30円→25円
横田製作所50円→43円
小野健90円→81円
アドヴァングループ50円→40円
永大化工67.5円→50円
ケーユーホールデングス58円→53円

企業名が青色の銘柄は、クリックすると分析記事が見られます。

片倉コープアグリの減配具合が半端ないですが、むしろ今までが高すぎたのでそこまで気にしていません。

   
今後、株価が下がるか増波するかで高配当化したら買いたいですね
減配した銘柄の中で、問題がありそうなのは以下の4つだけです。
  • 片倉コープアグリ 業績低下
  • ナトコ 業績低下
  • 小野健 業績低下
  • 永大加工 業績低下+特別損失計上 

他の5銘柄は、いずれも記念配当がなくなっただけの実質現状維持なので、気にする必要はありません。

具体的な配当金の推移については、過去の実績記事を参考にしてもらえればと思います。

ポートフォリオの現状

2022年12月末時点の保有銘柄は以下のとおりです。

SBI証券のポートフォリオ画像より引用

購入・売却銘柄~新NISAを見越して優良企業を中心に買い増し~

企業名株数備考
日本電信電話83株買い増し
電源開発144株買い増し
小松ウォール工業92株買い増し
サワイグループ56株買い増し
日東富士製粉26株買い増し
テクノフレックス85株買い増し
科研製薬47株買い増し
H.U.グループ8株買い増し
アステラス製薬20株新規購入
東ソー63株新規購入

企業名が青色の銘柄は、クリックすると分析記事が見られます。

企業名株数備考
タツタ電線200株公開買い付け(TOB)
兼松エレクトロニクス18株公開買い付け(TOB)
日本SHL41株公開買い付け(TOB)
アルテリア・ネットワークス300株公開買い付け(TOB)
この半年間はそこまで割安でない銘柄も購入しています。
その理由は、2024年から始まる新NISAにあります。
我が家の方針では、来年以降は資金のほとんどを新NISAでの投資信託買付に回します。
そのため2023年は、10年以上の超長期で株価と配当の成長が期待できる銘柄に投資することにしていました。

たくさんの優良リプライもいただきました。
銘柄選びの参考にしてください。
今後も株価の調整があったら適宜購入していく予定です。
売却銘柄は全て企業の公開買い付けに便乗してのものです。
そこそこの売却益も確保できてふるさと納税の寄付可能額も増額したので、しっかり活用していきます。

構成比率について〜不況に備えてのディフェンシブセクター買い増しが課題〜

※ セクターの色は緑がディフェンシブ銘柄、赤色が景気敏感銘柄であることを示します。

我が家のPFでは、現状、化学、サービス業、建設業が配当比率のTOP3を占めています。

ディフェンシブセクターへの投資比率も決して少なくはないのですが、個人的にはもっと増やしたいところです。

   
特に情報・通信が銘柄数の割に投資が進んでいないので強化していきたいです

セクターごとの損益~全てのセクターで株価上昇~

※ セクターの色は緑がディフェンシブ銘柄、赤色が景気敏感銘柄であることを示します。

なんというか、もぉ、日本株バンザイです。

全セクターで12月末時点よりも株価が成長しています。

電気・ガス業については、唯一投資しているJ-POWERに大幅な買い増しを実施して取得単価が上昇したため損益比率が対前年でマイナスとなっているものの、株価は大幅に成長しています。

   
増配も発表してこれから更なる株価上昇も期待できますね

まとめ〜2023年の投資方針〜

この記事では

  1. 管理人の現状
  2. 日本高配当株ポートフォリオの運用実績
  3. ポートフォリオの現状
について解説しました。
2023年7月時点で、日本の株式市場には世界の投資マネーが集まっており、この世の春とも言える状態です。
我が家のPFも損益は過去最高、増配率もすでに昨年記録した8.05%を上回っています
しかし、景気は循環するものです。
今は調子良くても、いずれ必ず悪くなる時がきます
その時に退場しないためには、ディフェンシブセクターの比率を高めるとともに追加資金をしっかり確保しておくことが重要です。
   
読者の皆さんも冷静に市場と付き合って行きましょう
それでは、本記事は以上です。

私のポートフォリオを構成している企業について深く知りたい方は、下記記事から企業分析記事を見てみると、私が投資を決断した理由がよくわかるはずです。

関連記事

クリエートメディックの高配当企業分析記事をアップしました(累計18企業目) 構成銘柄を更新しました。 配当利回りを更新しました(2022年12月30日現在)どうも、アイクです。今日は、私が実際に投[…]

当ブログでは、日本の個別株について情報発信しています。

別ブログでは日本の個別株以外の投資や日々の生活を快適にするコツや健康に生活する手法など、読者の人生をトータルで改善する情報を提供しています。

We can FIRE

私のブログを見て、一人でも人生が好転すれば嬉しいです 〜We can FIRE〜