日本株に投資する3つのメリットを解説

どうも、アイクです😆

私は、日々のキャッシュフローの改善と、将来的に経済的自立(FIRE)を達成するために日本の高配当株投資に取り組んでいます。

日本株といえば、ここ10年こそアベノミクスなどを始めとした異次元の金融緩和により、日本の株式市場は一時3万円を超えるようなこともありました。

しかし、未だバブル期に記録した史上最高値の8割にも届いておらず、日本の投資家からも一部では見放され果ては日本を除く全世界株式に投資する投資信託なんてものも登場する始末です💦

上記はおおよそ戦後からの日経平均株価の推移です。

よく言えば長期的に右肩上がりとも言えるかもしれませんが、バブル崩壊以降30年以上下落トレンドだったことは事実てすので、日本企業に投資しないという投資家が現れても仕方ないことかもしれませんね💦
そんな中で、私が日本企業への投資を始めたのは

  1. 日本株は為替リスクを極限できる
  2. 目標利回りを低く設定できる(所得によります)
  3. 情報が集めやすい

の3つの理由からです。

本記事では

  1. 為替リスクの怖さ
  2. 配当控除の威力
  3. 情報が集めやすい理由

以上について解説します。

これを読めば、日本株が持つメリットが分かり、投資における選択肢が広がるはずです。

それではいってみましょう💪

為替リスクの怖さ

外国株などに投資する際、私達日本の投資家は投資元本を一旦日本円から外貨に両替して株などの売買を行います。

そして、日本円として使いたいときは投資商品を売却後、外貨を再び円に両替してから使うことになります。

この、日本円と外貨を両替する時、それらの価格変動から利益や損失が変動することがあり、これを為替リスクと呼びます。

本記事を執筆している2021年11月現在、1ドルあたり約110円〜115円程度で取引されており、仮に115円の時に投資をして110円の時に円に両替した時は、以下のように利益が変動します。

  1. 1ドル=115円の時に100万ドル(1億1500万円)を投資
  2. 投資商品の価値が2倍(200万ドル)になったので売却した100万ドルの利益
  3. 200万ドルを1ドル=110円で全て円に両替した2億2000万円−1億1500万円=1億500万円の利益
  4. 仮に1ドル=115円のままだった場合2億3000万円−1億1500万円=1億1500万円利益

為替が4%円高になっただけで、利益が9%も減ってしまいましたね😭

また、過去に世界の株価が暴落したとき、為替は円高になる傾向が強くあり、その時は損失を急拡大させてしまいます

リーマン・ショックなどの際は、円高と株価暴落のダブルパンチでリスク資産の9割が消し飛んだ人もいます。

これが、外貨で資産を保有するリスクとなります。
日本株なら円で購入して売却時も円で返ってきますので、このようなリスクは一切ありませんので、思いがけない損失を被る危険が少なくなります。

配当控除の威力

 税金は、時として株価の暴落や減配以上に私達投資家の利益を圧迫してしまいます。

そんな税金も、日本企業の株や債権に投資するなら確定申告で総合課税を選択し、配当控除を活用することで最大15%の節税ができます。
配当金の手取りが80%から最大95%に増えるので、利用しない手はありませんね😄
総合課税をする目安は、配当金などを合わせた最終的な課税所得が900万円以下であれば、総合課税を選択したほうが節税になります。
課税所得毎の節税効果の一覧は以下の通りです。
課税所得配当控除込の税率節税効果
195万円以下5%15%
330万円以下5%15%
695万円以下15%5%
990万円以下18%2%

配当控除を活用するには、確定申告で配当金の収入を通常の申告分離課税から総合課税に変更するという手続きが必要なので、初心者にはハードルが高いかもしれません。

しかし、マイナンバーカードを使えば自宅にいながらスマホで確定申告することも可能になりましたので、日本株への投資をしている人は是非活用しましょう。

情報が集めやすい

日本株に関する情報が集めやすい理由としては、

  1. 決算などの情報が日本語で書かれている
  2. IRBANKなどの情報サイトが充実している
  3. テレビCMなどからでも投資に繋がる情報が手に入る

といったことが挙げられます。

これらは当たり前の事のようですが、資産運用で大怪我しないためには大切なことです。

最近は米国高配当株投資が注目を集めており、SPYDやHDVといった優良なETFへの投資を推奨する記事をよく見かけますが、日本の投資家の中でこれらの構成銘柄についてしっかりと分析できている人がどれだけいるでしょうか🤔
因みに、私は英語が得意ではありませんので個別銘柄までは把握していません💦
日本企業に関する情報なら、投資を始めて少し意識するようになれば雑誌やテレビなどの娯楽など至るところに情報が落ちています。
もちろん、日本語で発信されているわけなのでなにかと取っつきやすいですね。

まとめ 自分だけの高配当株ファンドを作ろう

この記事では

  1. 為替リスクの怖さ
  2. 配当控除の威力
  3. 情報が集めやすい理由

について解説しました。 日本の株式には、米国株のSPYDを始めとした高配当株ETFのような「これを買っとけばとりあえずOK🙆」と言えるような優良な投資先は残念ながらありません。

しかし、簿記の知識を身に着けて企業の財務諸表を多少でも読めるようになれば、個別株投資でも大怪我をする可能性はかなり低くなります(しかも日本語で分かりやすい👍)。
さらに、為替リスクも無く配当控除などの有利な制度も用意されているので、米国株より収益が安定するかもしれません。
また、投資信託やETFは持っているだけで手数料を取られますが、自分できちんと分析して投資できる人なら、その手数料を極限に少なくすることができます。
そして投資の知識が増えれば投資先の選択肢もまた増えるので、上手く運用すればより勝率を高められる可能性も上がります。
この記事を読んで、日本の個別株に興味が出てきたなら、ポートフォリオの一部に加えてみては如何でしょう。
簡単な道ではありませんが、一歩ずつ、一緒に自由への道を歩いていきましょう💡

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