【初心者向け高配当企業分析】JACリクルートメントに投資する4つの理由【収益性抜群の景気敏感株】

  1. 2021年度の決算情報を追加しました
  2. 各種業績を更新しました
  3. 記事内容をリライトしました

どうも、アイクです。

今日は、JACリクルートメントについて企業分析をしていきます。

JACリクルートメントは、高収入サラリーマン・プロフェッショナル向けの転職コンサルティングを提供している企業です。

結論としては

  1. 三方良しのビジネスモデル
  2. 利益率20%を超える高収益
  3. 無借金・金満経営
  4. 時代の追い風が吹いている

という理由から、同社は景気敏感銘柄ではあるものの、非常に投資価値が高い企業であると判断しました。

この記事では、
  1. JACリクルートメントの概要
  2. JACリクルートメントの営業成績
  3. JACリクルートメントの財務状況
  4. JACリクルートメントの配当戦略
  5. JACリクルートメントの将来性
  6. 最新の業績

について解説します。

なお、同社の業績等については、IRBANK様を参考にしています。

それではいってみましょう。

JACリクルートメントの概要

三方良しのビジネスモデル

冒頭でも書いたように、JACリクルートメントの事業内容は、転職希望者と優良な人材を採用したい企業との間に立ってお互いにとって有益な転職・採用となるようコンサルティングすることです。

従来の採用では、企業は複数の応募の中から自社に貢献できる人材を自力で発掘する必要がありました。

また、転職希望者も限られた情報の中で転職先を探すことになります。

そんなな中で行われる転職では、お互いをよく知って納得のいく転職・採用活動するというのは非常に困難です。 

   
採用する側もプロじゃないから、採用してみたらなんか違ったってことは多そうだよね

そんな両者の間に、転職・採用コンサルティングのプロであるJACリクルートメントが入ることで

  1. 転職希望者は自分に合う企業の情報が手に入るし転職活動の手厚いサポートが受けられる
  2. 採用する企業にとって真に必要な人材をコンサルタントが紹介してくれるので時間とコストを抑えられる

といったメリットを享受できるようになりました。

そうして転職・採用活動を成功させたJACリクルートメントは、企業から成果報酬をいただくというビジネスモデルとなっています。

   
みんなが幸せになる三方良しのビジネスモデルだね

完全成功報酬型のサービスだから採用側のメリットが大きい

通常、企業が人材紹介会社に登録する場合は入会金や月額料金などの支払いを求められるので、企業の採用活動が長期化した場合、それらのコストが企業の利益を圧迫するというデメリットがありました。
JACリクルートメントは転職希望者を企業に入社させて初めて報酬をもらえる完全成功報酬型を採用しているため、企業側も腰を据えて採用活動に臨めるというメリットがあります。
優秀な人材を獲得するという本来の目的にコミットできるんだね

JACリクルートメントの営業成績

売上高~〇〇ショックはもれなく直撃~

JACリクルートメントの売り上げは、年々右肩上がりを描いています。

冒頭で解説したように、優秀な人材を一企業が発掘することは非常に時間とお金がかかるので、同社のような転職コンサルタント事業に対する需要は今後も増え続けることが予想されます。

   
餅は餅屋ってやつだね
しかし、グラフをよく見ると、2009年と2020年に大きく業績を落としていることがわかります。
この時期に起こったことといえば、みなさんご存じのとおりリーマンショックとコロナショックですね。
自分が食べていくことだけで精一杯な不景気の時は、採用活動をする企業の数が減ってしまいます
JACリクルートメントのビジネスは、自社で商品等を開発するものではなく転職市場の動向に強く依存するので、その業績は転職市場が冷え込むと途端に落ち込んでしまいます。
   
コロナ禍でリモート面接は増えてるけど、すべての企業がそれに対応できるわけじゃないもんね
したがって、JACリクルートメントが属するサービス業は、いわゆる景気敏感な業種ではありませんが、同社の業績は非常に景気の影響を受けるといえますね。

利益率~低コストなビジネスモデルが生み出す高利益率~

先程解説したように、JACリクルートメントのビジネスモデルは、転職希望者と企業の間に立ち、採用活動をサポートするものです。

つまり、JACリクルートメントにとっての商品は転職希望者といえます。

このビジネスモデルの場合、小売業では必須となる商品を管理する倉庫や管理するための費用が一切不要になるため、非常に高い利益率を叩き出すことができます。

   
利益率が10%を超えていれば優秀といわれる中、30%を超えているのはとてつもない高収益ビジネスといえるね
とはいえ、リーマンショックなどで転職市場が停滞すると一気に赤字転落することもまた事実です。
それに耐えられる企業体力があるかどうかを判断するには、次に解説する財務状況の分析が重要になってきます。

JACリクルートメントの財務状況

自己資本比率~7割前後の安定した比率を維持~

JACリクルートメントの自己資本比率は、単年では70%を切る年もありますが、ほぼ7割以上をキープしています。

利益率の解説でも書きましたが、JACリクルートメントのような在庫を抱えないビジネスモデルは、ほかのビジネスよりも比較的低コストで運営できるため優良な財務を維持しやすいです。

   
余計なコストがかからないから負債が増えないんだね

ネットD/Eレシオ~無借金経営を継続中~

記録に残っている2014年以降、JACリクルートメントは一度も借り入れをせずに無借金経営を継続しています。

したがって、当面は倒産リスクについては考える必要はないでしょう。

コロナ禍で業績が悪化しても経営が全く揺らいでいないのは、長期投資する上で安心できるね
しかし、その分借り入れを実施した時は株価に大きな影響を与えることになるでしょう。
景気に敏感な企業ですから、日々、決算短信などから情報を収集していきましょう。

JACリクルートメントの配当戦略

配当金~コロナショック直撃により初の減配~

JACリクルートメントは、コロナ禍で転職市場が冷え込んでいる2020年度、ついに減配となりました。

   
転職市場にとって、人の外出が制限されたコロナ禍はリーマンショック以上の危機的状況なんだね
今のところ、IT企業を中心に転職市場が活況となっており、同社の配当金も2021年度は増配予想となっていますので、転職市場の動向に注視していきたいですね。

配当性向~今後の増配は業績次第か!?~

配当性向を見ると、コロナショックが直撃した2019年度は180%を記録しています。

これは、利益だけでなく会社の資産からも配当金を出しているということです。

   
たこ足配当ってやつだね
今の配当をこれからも維持してくれるのか心配だよ
通常、利益以外からお金を出して配当金を支払うたこ足配当は、企業の経営を圧迫するため投資判断をする上では非常に大きいマイナスポイントとなります。
しかし、JACリクルートメントは、ちょっとやそっとでは揺らがない強固な経営地盤を築いており、また、今後転職市場はますます活発化することが期待できます。
   
翌年度からは85%、74%と改善傾向にあるのも評価できますね
したがって、同社の場合、単年でのたこ足配当は、むしろ株主還元意識の高さを示すプラス要素といえるでしょう。

JACリクルートメントの将来性~アフターコロナの転職需要増+IT技術の発展によりさらなる低コスト化に期待~

新型コロナウイルス感染症は、私たちの生活を良くも悪くも激変させました。

  1. いざというときに企業は守ってくれない(派遣切りやパートの雇止めなど)
  2. 職場に行かなくても仕事はできる(テレワークやメタバースなど)

上記2点などは実際に体験した方も少なくないでしょう。

私は、これらの事象は、JACリクルートメントにとって大きくプラスに働くと考えています。

一つの企業に滅私奉公するリスクを多くの人が認識したことで、今後は日本でも米国のように転職が当たり前の世の中になっていくので、同社のメインビジネスである人材紹介業の需要は伸びていくはずです。。

   
米国では、一生のうちに平均11回も転職するというデータもあるよ
また、人々が感染防止対策としてソーシャルディスタンスを意識するようになったことで、ZOOMなどに代表される離れた場所でも今まで通りに仕事ができるサービスも浸透しました。
これによって、職業を選択するうえで住所などの縛りがなくなり、さらに現地に行かなくても転職活動ができるようになりました。
しかし、ITリテラシーが低い人や企業にはまだまだこれらの技術を生かし切れていない部分は多くあります。
JACリクルートメントがそれらをサポートすることで、新たな需要の創出だけでなく移動コストなどの削減によりさらなる高収益化も期待できます。
時代のトレンドは、JACリクルートメントにとって確実に追い風になっているね

最新の業績

好業績+来年度増収増益予想・・・でも株価は

2022年2月15日に発表した決算短信でJACリクルートメントは、前年比2桁%の増収増益

さらに、来年度も増収増益予想です。

   
それなら今後の株価にも期待大だね!
私もそう思っていたのですが、、、なんと翌日の株価は前日比8%も下落してしまいました。

株価は未来への期待で上下する

株価が上下する要因は様々ですが、基本的には半年から1年後の業績を予想して変動すると言われています。

   
今回の下落は、業績が投資家の予想を下回ったために起こったんだね

しかし、配当金狙いの投資家にとっては、業績が伸びる中での株価下落は絶好の買い増しチャンスです。

こういう銘柄に巡り合ったら、、各人の投資ルールを逸脱しない限度いっぱいまで買っておきたいですね。

   
投資のチャンスはあっという間に過ぎていくから常に準備しておこう

まとめ

この記事では、
  1. JACリクルートメントの概要
  2. JACリクルートメントの営業成績
  3. JACリクルートメントの財務状況
  4. JACリクルートメントの将来性
  5. 最新の業績

について解説しました。

通常、高配当株投資において景気に大きく左右される景気敏感株への投資割合は低く抑えるべきだといわれています。

しかし、JACリクルートメントについては

  1. 三方良しのビジネスモデル
  2. 利益率20%を超える高収益
  3. 無借金・金満経営
  4. 時代の追い風が吹いている
といったたくさんの強みを持っています。
以上の点から、JACリクルートメントは景気敏感銘柄の中でも非常に投資価値の高い企業だと判断しました。
   
将来、自分が転職するときにも強い味方になってくれるから覚えておこう
JACリクルートメントの企業分析は以上になります。
他の企業の銘柄分析も見たい方は、こちらの記事から飛べるようになっています。
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