【史上最高値更新】日本高配当株ポートフォリオの実績報告【2023年8月】

どうも、アイクです。

今日は、私が実践している日本の高配当株投資の実績(2023年8月ver.)を報告します。

また、2022年1月からは私の高配当株ポートフォリオと日本株のインデックス(日経平均株価とTOPIX)の値動きを比較しています。

   
高配当株投資の値動きを疑似体験してください
投資初心者の方が私の投資実績を見て
  1. 分散投資するとこんな値動きになるんだな
  2. 暴落や暴騰時にはこんな取引をするんだな
  3. こういう風に資産が増えていくんだな

といったことを感じて、個別株投資への恐怖心が少しでも薄くなれば良いなと思っています。

私がなぜこんなにも個別株投資を広めたいと考えているかは、下記の記事をご覧ください。

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この記事では

  1. 管理人の現状
  2. 日本高配当株ポートフォリオの運用実績
  3. ポートフォリオの現状
について解説します。
なお、ポートフォリオの現状については、SBI証券の画像を載せています。
それではいってみましょう。

管理人の現状

管理人のプロフィール

まずは自己紹介から

興味ない人は飛ばしてください(笑)
私の大まかなプロフィールは
  • 30代男
  • 共働きサラリーマン
  • 2018年から資産運用スタート(つみたてNISAとiDeCo)
  • コロナショック時にFXの自動売買でロスカットを経験(-50万円)
  • コロナショックのどん底から高配当株投資スタート(米国高配当ETF)
  • 2021年10月から個別株投資スタート

過去の失敗があったからこそ、淡々と投資信託を積み立て、綿密な分析のうえ個別株に投資できる今があります。

失敗から学ばない人、うまく失敗できない人は市場で生き残れません。

日々学びつつ発信しつつ、これからも頑張っていきます。

管理人の金融資産について

私が現在保有しているリスク資産は

資産の種類評価額前月比(値動き込)
日本高配当個別株1,241万円+48万円
米国高配当ETF442万円+80万円
投資信託504万円+12万円
待機資金188万円+8万円
合計2,375万円+148万円

となっています。

因みに、外国株については以下の方針で運用しています。

以下の銘柄を配当比率が等倍になるように投資

また、日本株と外国株の投資比率は1:1

  1. SPYD:S&P500中、配当利回り上位80銘柄に均等分散
  2. HDV:米国の財務優良銘柄から抽出した高配当株75銘柄に分散投資
  3. VYM:400銘柄以上の米国高配当株へ分散投資
  4. QYLD※上級者向け:オプション取引を活用し、NASDAQの値上がり益を放棄して高配当を実現
  5. DEM※上級者向け:新興国の高配当銘柄へ分散投資
QYLDとDEMについては、非常にハイリスクな商品となりますので投資初心者におすすめする銘柄ではありません。
私の場合は
  • 両方の分配金を合わせても高配当株ポートフォリオ全体の2割程度に留まること
  • 配当金で比率を管理しているので、高利回りのものほど買い付ける資金は少なく済む

これらの理由から自分のリスク許容度の範囲内で投資できると判断しました。

   
ポートフォリオの最終系をイメージできるくらい資産運用に慣れてきたら検討してみよう

その他基本的な運用方針は

  1. 老後資金や子供の学費など遠い将来の支出に備える(投資信託)
  2. 日々の生活に潤いを与える(高配当株投資)

この二刀流となっております。

投資信託と高配当株投資の二刀流は現在と未来のどちらにも備えるバランスの良い投資だよ

高配当株投資で配当金が200万円を超えたらFIRE(経済的自立による早期退職)したいなと考えていますので、それまでの過程をこのブログで感じていただけるようにコンテンツを充実させていきます。

日本高配当株ポートフォリオの運用実績

ポートフォリオの推移~優良高配当銘柄に追い風~

2023年からは2022年からのトータル成績に加え、1年分の運用成績もグラフ化しています。

2022年初を100としたときの値(先月比)はそれぞれ以下のようになりました。

  1. 高配当株ポートフォリオ 137.84(+3.04)
  2. 日経平均株価 112.86(−1.61)
  3. TOPIX 117.97(+1.30)

2023年初を100とした時の値(先月比)は以下の通りです。

  1. 高配当株ポートフォリオ 124.50(+2.75)
  2. 日経平均株価 125.56(−2.15)
  3. TOPIX 123.70(+0.42)

8月はジャクソンホール会議手前から株価が上昇に転じたものの、大型株は値の戻りが悪かったようで、日経平均は前月比−2.15と渋い結果となりました。

対して高配当株ポートフォリオは前月比+2.75かつ史上最高値を更新しています。

   
史上最高値って言っても2022年からだけどね

また、今月は高配当株ポートフォリオがその真価を発揮してくれました。

一般に、高配当株は配当金狙いの投資家が多く保有しており、値下がりしづらい傾向があります。

8月の高配当株ポートフォリオ及び日本株インデックスの騰落率は以下のとおりです。

  1. 高配当株ポートフォリオ −2.48〜+3.88
  2. 日経平均株価 −6.65〜+1.06
  3. TOPIX −4.60〜+1.36

このように高配当株ポートフォリオは、下落幅が日本株インデックスの約半分に抑えられています。

下落幅が小さいと初心者でも長期保有しやすいので、今月のような株価上昇の恩恵も受けやすくなります。

   
投資で勝つ秘訣は下落を回避することではなく、上昇相場で資産を保有していることです。
私の高配当株ポートフォリオは、普段から日本株インデックスの60%程度に値動きが抑えられていて長期保有しやすくなっていますので、参考にしてもらえればと思います。

損益・配当金~優良株買付で損益率向上~

評価総額評価損益配当金配当実利回り
¥12,414,236¥2,745,053¥452,9464.68%
投資総額損益比率税引き後配当金税引き後実利回り
¥9,669,18328.39%¥360,9303.73%

上記の表は、私の日本高配当株ポートフォリオの運用成績表になります。

税引き後の配当金と実利回りは、所得税と住民税、復興特別所得税を合わせた20.315%分を差し引いた数値になっています。

今月は新たに1銘柄の新規買付を実施しました。

もちろん高配当銘柄なのですが、配当利回りがそこまで高くはなかったため、全体の配当日利回りが0.01%低下しています。

   
高配当株投資は優良銘柄に投資できていれば問題なしです

増配・減配の状況~1銘柄増配+減配なし〜

企業名配当推移
構造計画研究所120円→140円
なし

企業名が青色の銘柄は、クリックすると分析記事が見られます。

2023年8月は構造計画研究所のみ増配となりました。

減配銘柄はありません。

   
減配がないのは良かったけど、増配がないのは景気が良くないってこと?
このように考えた方がいらっしゃるかもしれませんが、全く気にする必要はありません
日本企業は、その商習慣から3月を本決算月としている企業が多く、それらの企業は第一四半期決算の発表を8月に実施することになります。
1年のうち25%しか終了していない状態で増配を発表する企業が少ないのは当然のことですよね。
   
企業の決算月によりますが、日本企業は5月(本決算発表)と11月(第2四半期決算発表)に増減配を発表することが多いです
投資をやっていると、毎月毎月好調ということはあり得ません
多少の増減配に一喜一憂しないようにしましょう。
無配転落は一発退場です。

ポートフォリオの現状

2023年8月末時点の保有銘柄は以下のとおりです。

SBI証券のポートフォリオ画像より引用

購入・売却銘柄~新規銘柄を一つお迎え~

企業名株数備考
H.U.グループホールディングス()8株買い増し
プロシップ100株新規購入

企業名が青色の銘柄は、クリックすると分析記事が見られます。

なし

8月は、ITベンダーであるプロシップを新規購入しました。
8月10日に発表された第1四半期決算が悪かったせいで株価が急落したので思い切って単元で購入することにしました。
優良銘柄の配当利回りが4%を超えることはそう多くないため、少ないチャンスをものにしていきたいですね。
   
チャンスを逃さないようにするにはネット証券の株価アラートを設定するのがおすすめです。

構成比率について〜情報・通信セクターがわずかに上昇〜

※ セクターの色は緑がディフェンシブ銘柄、赤色が景気敏感銘柄であることを示します。

8月は、プロシップを100株買ったことで情報・通信セクターの配当金が約5千円増加しています。

そのため配当比率も5.78%から6.81%に上昇しました。

   
ディフェンシブセクターの比率が強化されたので、基本的にはポートフォリオの強度が増したと考えることができます。

セクターごとの損益~不動産セクターの不調が目立つ~

※ セクターの色は緑がディフェンシブ銘柄、赤色が景気敏感銘柄であることを示します。

8月は中国の大手不動産デベロッパーである恒大集団が米国で破産申請を行いました。

その理由や今後の展望については諸説ありますが、日本の不動産セクターにもその影響は小さくないようです。

私の保有する不動産銘柄には財務優良なものしかいないのですが、それでも前月比−7.48%と一月分にしては大きなマイナスとなっています。

   
これはそろそろ買い時だったりするかな?
結論を言うと私は、不動産セクターは買い時ではないとは考えています。
日本は相変わらず金融緩和を継続していますし、首都圏の新築マンション価格は右肩上がりです。
しかし、日銀が金利上昇を許容したり、個人支出が減少傾向であったりとその流れにも陰りがでています。
さらに今後、恒大集団の問題がリーマンショックのような事態に発展した時、世界は再び大バーゲンに突入する可能性もあります。
要するに不動産セクターは「まだ上がるかもしれないけどその上値は重く、しかも大暴落の可能性も秘めている」状況といえます。
   
バーゲンセールに備えてしっかり現金を確保しときましょう

まとめ〜2023年の投資方針〜

この記事では

  1. 管理人の現状
  2. 日本高配当株ポートフォリオの運用実績
  3. ポートフォリオの現状
について解説しました。
私の高配当株ポートフォリオは市場最高値を更新しましたが、日経平均とTOPIXは焦ったいボックス相場が続いています。
どんなに丁寧に銘柄選定してポートフォリオを構築したとしても、日本株である以上は日本株インデックスとの間に高い相関が生まれることは避けられません。
つまり、日本株が弱気相場に突入した場合は高配当株ポートフォリオも下がり始めるはずです。
   
一時の値動きに一喜一憂しないようにしなきゃね
それでは、本記事は以上です。

私のポートフォリオを構成している企業について深く知りたい方は、下記記事から企業分析記事を見てみると、私が投資を決断した理由がよくわかるはずです。

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