【初心者向け高配当企業分析】沖縄セルラー電話に投資する3つの理由【典型的優良企業】

2022年度1/四半期決算短信の情報を追記しました。

どうも、アイクです。

今日は、沖縄セルラー電話について企業分析します。

   
名前から沖縄の携帯電話会社なのはなんとなく分かるけど、全く聞いたことないよ?
そんなとこに投資して大丈夫?
読者の中には、このように感じた方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、沖縄セルラー電話という企業は、実は配当金狙いの投資家なら知らない人はいないほどの有名企業なんです。

私自身も

  1. 沖縄県内5割のシェアからくる安定した好業績
  2. 美しい右肩上がりの増配を続ける配当金
  3. 倒産リスクが見当たらない好財務

といった理由から、沖縄セルラー電話に投資することとしました。

この記事では、

  1. 沖縄セルラー電話の概要
  2. 沖縄セルラー電話の営業成績
  3. 沖縄セルラー電話の財務状況
  4. 沖縄セルラー電話の配当戦略
  5. 沖縄セルラー電話の将来性

について解説します。

なお、本記事では、IRBANK様のデータを引用しています。

それではいってみましょう。

沖縄セルラー電話の概要

沖縄セルラー電話は、その企業名からも分かるとおり沖縄県内での携帯通信事業を営んでいます。

創立当初からKDDIの子会社で、初めは地元保険会社のオフィスの一角にKDDIから出向してきた社員3人で事業を行っていたそうです。

出来る3人を送り込んだのかもしれませんが、正直3人で新規開拓とかKDDIも鬼だな(笑)と個人的に思ってしまいました。

今でこそ沖縄県内で同社との携帯電話契約数が全県民の5割という圧倒的なシェアを獲得するまでに至りましたが、最初に出向を言い渡された3名はどんな気持ちだったんでしょうね。
また、光回線などのFTTH事業も全体の1/3のシェアを獲得しており、まさに沖縄県内では敵なしと言えるでしょう。
   
でも携帯通信会社は最近の値下げ合戦で経営が苦しそうなイメージあるけど・・・
確かにauなどの大手キャリアについては、料金の見直しにより大幅に売り上げが下がった面もあります。
しかし、同社がauと併せて取り扱ってるUQモバイルは、格安SIMの中では通信速度が速くて安定している分、他社よりも料金が高めに設定されています。
また、同社は携帯通信事業のほかに、電力自由化以降からauでんきの新規顧客獲得に乗り出しており、それらがauの料金引き下げにより下がった収益をカバーする形となっています。

沖縄セルラー電話の営業成績

売上高~ショック相場の影響が皆無の美しい右肩上がり~

沖縄セルラー電話の業績はまさに素晴らしいの一言に尽きます。

なんと、2008年度以外では一度も減収を記録していないのです。

   
その2008年度の減収も全体の数%と微々たるものだしね
2021年度は約7億円の減収となりましたが、これは会計基準の変更によるところが大きく、従来の会計基準で計算すると、約41億円の増収となります。
電話は既に私たちの生活に無くてはならないものになっており、景気が悪いからといって解約される恐れもほとんどありません。
そのため、電話などの通信会社はスマホや固定電話を契約させることさえできれば、その利用客から毎月料金が支払われるため、業績が非常に安定して推移する傾向にあります。

営業利益率~成長を続ける高収益事業~

同社は、売上高と同様に、営業利益率も非常に高いです。

昨今の携帯通信会社は、前菅内閣主導のもと携帯料金引き下げを強いられ窮地に立たされているかと思いましたが、蓋を開けてみれば1%程度の下落にとどまっています。

利益率低下の主な要因は、コロナ禍での営業自粛等に伴う新規顧客獲得数の低下や半導体不足による新機種導入遅れによるものですが、同社が沖縄県で展開しているauでんきによる収益でカバーできているようです。

   
2013年度以降右肩上がりに成長を続けての1%減なら全く問題はなさそうだね

沖縄セルラー電話の財務状況

自己資本比率~10年以上も安定した財務状況をキープ~

沖縄セルラー電話は、財務状況についても文句のつけようがないですね。

市場全体がリーマンショックの影響を受けた2009年と2010年以外は自己資本比率80%以上の絶対安全圏にいます。

   
一番下がった2009年度でも78%近くあるから経営難というわけでは全くないね
この数値を維持してくれる間は、倒産リスクは皆無といって良いでしょうね。

ネットD/Eレシオ~リーマンショック時以外は実質無借金経営~

財務の健全性を図るネットD/Eレシオを見るとはリーマンショックのあった2009年度以外は数値が0以下(実質無借金経営)となっています。

   
携帯通信事業なんて設備投資でかなりお金がかかりそうなのに、無借金なのはすさまじいね
同社ががいかに安定したビジネスモデルを展開しているのかがよく分かりますね。
自己資本比率と同じ結論ですが、財務状況については現状を維持してさえくれれば一投資家としては全くの文句なしです!

沖縄セルラー電話の配当戦略

配当金~14年連続増配継続中~

沖縄セルラー電話は現在、14期連続で配当金を増配しています(しかも、ここ最近は増配ペースが上がってます)。

   
配当金の推移がS&P500並みに美しいね!
安定して右肩上がりな業績に裏打ちされた増配なので、今後の増配にも期待が持てますね。

配当性向~まだまだ余裕だが長期的に右肩上がり~

配当性向も40%と、現状でもまだまだ増配余地があります。

しかし、全体的に右肩上がりな傾向にあり、少しずつですが余裕がなくなりつつあるのも事実です。

携帯料金が元に戻ることはおそらくないでしょう(一利用者としても全く望みません!)から、今後はより一層、光回線やauでんきなどそのほかの事業を成長させていく必要があります。

   
とはいっても現状は配当金が頭打ちになる気配もないから落ち着いて推移を眺められるね

沖縄セルラー電話の将来性

好材料~圧倒的な好財務で倒産リスクは皆無~

まず、沖縄セルラー電話の倒産リスクは皆無といって良いレベルです。

   
沖縄セルラー電話が粉飾決算などで業績を誤魔化している場合は別ですよ
また、創立後の30年間で築いてきた信用はそう簡単に崩れるものではないでしょうから、現在の高いシェアも当面は維持できるはずです。

したがって、今の安定した業績は、今後も当面の間継続すると考えられます。

以上のことから、やはり今後の業績は盤石といって良いでしょう。

悪材料~震災などで突発的に大打撃を受ける可能性はある~

一見盤石な経営を続ける沖縄セルラー電話ですが、それでも回避できないものがあります。

それが、地震や津波、台風などの天災です。

同社は現在、九州から沖縄県へ合計3本の海底通信ケーブルを敷設して、震災等による通信網の遮断など不測の事態に備えています。

しかし、どこまでいっても想定外の事態というものはあるものです。

   
企業として利益を上げなければいけない以上、とれる対策には金銭的な意味で限界があるからね
投資である以上ノーリスクはあり得ないという好例ですね。
どんな優良企業であっても、一つの企業に集中投資は避けましょう。

最新の業績

  1. auでんきの契約数が大きく伸びた
  2. MNPの純増数は競合他社中最大
  3. 光回線契約の純増数が通期目標の40%越え
  1. コスト増により電気事業の収益性ダウン
  2. スマホの新規購入数が減少(ー18%)
  3. 通信障害の補償の影響はこれから

相変わらず安定感抜群の業績と言えるでしょう。

ロシアによるウクライナ侵攻がいつまで続くかはわかりませんが、沖縄セルラー電話にはそれを耐え抜く企業体力があります。

スマホの購入数減少についても、同社の問題というより半導体不足の影響が大きいと考えます。

   
そもそもスマホ販売はメインのビジネスではありませんしね

正直買い時が来なくて困ってるので、個人的には一度大きくコケてほしいくらいですが、期待するだけ無駄かもしれません。

まとめ

この記事では、

  1. 沖縄セルラー電話の概要
  2. 沖縄セルラー電話の営業成績
  3. 沖縄セルラー電話の財務状況
  4. 沖縄セルラー電話の配当戦略
  5. 沖縄セルラー電話の将来性

について解説しました。

沖縄セルラー電話は、配当利回りさえ十分であるなら迷わず投資すべきと自信を持って薦められる企業の一つです。

   
どんなに薦められても結局は自己責任だからね
そんな優良企業だけに現在(2022年1月16日現在)の配当利回りは3.28%と低くなっています。
私自身もっと暴落して利回りが4%とかになったら多少ポートフォリオのバランスを崩してでも買い増す予定です。

沖縄セルラー電話の企業分析は以上になります。

他の企業の銘柄分析も見たい方は、こちらの記事から飛べるようになっています。

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